タイ風焼きそば 

タイ観光でタイ風焼きそばー。
あれは忘れられない味ですね。
甘くて、もちもちしてて、エビの香りが香ばしくて。
ぜひまた食べたい。
といってもグルメ番組のレポーターじゃあるまいし、ふらっとタイに焼きそばを食べに行けるような身分でもありません…。

そこで自作。
図書館でタイ料理の本を数冊借りてきて、レシピを調査。何冊か読むと、なんとなく味の秘密というか、料理の骨格が浮かび上がってきました。

一通り座学を終えたところで、いよいよ現場に出て、偵察を開始します。必要な特殊食材・調味料をメモして近所のイオンに出向いたところ、何一つ入手できませんでした。ASEAN食材は、韓流食材に押されて、陥落寸前という感じでした。


しかたなく、重い足(と軽い財布を)をひきずりながら、大阪のアジアンスーパーマーケットに出向くことにしました。
🚃
大阪着。
いや、もうすごい!
このお店は、ほとんど外国ですね。
見えない秘密トンネルでタイとつながってるのではーと思うくらい商品が豊富。
ありすぎて、選ぶのに迷うくらいでした。

そして、ついに実戦ー調理の時間です。
※印が大阪の店で入手した食材です

<材料>
※センレック(めん=きしめん状のビーフン)
エビ
ニラ
モヤシ
ニンニク
うす揚げ(レシピには厚揚げと書いてありましたが、自分の好みうす揚げに)
玉子

<調味料>
※ナンプラー(魚醤)
※シーズニングソース(こういう名前の調味料なんです、酢のようなにおい)
※シーユーダム(砂糖としょうゆを混ぜたようなソース)
カギの一つ、タマリンド(柑橘系の甘いジャムのようなペースト)は、あいにく手に入りませんでした。そこで、現地で食べた味の記憶をたよりに、マーマレードで代用しました。

〈調理法〉
この料理は、調味料が多いのであらかじめブレンドして合わせておくこと、具材が多いのであらかじめ切りそろえ、いり卵も作っていおいて動線に沿って配置しておくことがポイントです











①センレックを所定の時間ゆでる(だいたい6分くらい)
②いり玉子をあらかじめ作っておく
②フライパンに油をしき、中火にして、ニンニクを入れて香りを出し、エビ、薄揚げ、ニラとモヤシの順番で入れる 














③湯気が逃げるようにずらして蓋をして、そのまま放置
④音がかわり、香りがしてきたらかきまわして上と下の入れ替え


⑤程よく具がしんなりしてきたら、めんをいれる
⑥めんがなじんだら合わせておいた調味料を投入










⑦火が通りなじんだら完成

さっそく試食。うまっ!
うーん、苦労が報われる思い…。
調味料の収集とか下ごしらえとか、相当手間のかかる料理ですが、
ビール(できれば、タイのシンハービール)でもちびちびやりながら、家族みんなで手分けして作ると、レジャーとしても楽しめるかと思いますのでぜひ!

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