番外編 富山 食べ歩き①

某月某日 

毎日毎日、お弁当ばかり作ってると、「およげ たいやきくん」のようにだんだん煮詰まってきたので(古いか・・・)、ふらり旅に飛び出しました。

サンダーバードと北陸新幹線を乗り継いで富山です。
これは市内、松山川沿いです。






















富山と言えば、海の幸。
ホタルイカとか有名ですよね。

今、グルメ界のトレンドといえば、入りにくそうな居酒屋!
本もテレビも、個人経営の渋~いお店にスポットを当てたものが人気ですよね。
私も、有名店とか、そういうまぶしいところは苦手。
こういう時代の到来を心待ちにしていた一人です。

というわけで、駅前の路地を入ったひときわ暗そうなエリアを捜索。なぜか、ほっとしますね、きっと前世は、深海魚のアンコウか何だったんでしょうね。
おっ、これはちょっとよさそうでは。地元の役所の人とか、単身赴任のお父さんがおひとりさまで来るような、入りにくそうな居酒屋を発見。よし、ここに決めた。

こんばんわ!
へいらっしゃい。
ご主人は60歳くらいの、実直な感じ男性。その奥で伝票つけているのは奥様か。
いいですね、家族経営って感じで。
おっ、マジックの手書きメニュー。
やっぱりこうでなくちゃ。
ンなに、なに・・・。視力が悪いから、ほとんど何が書いてあるのかわかりませんよ。


聞けばご主人、大阪道頓堀のかに道楽で修業したこともあるとのこと。
「今でも、カニをさばかせたら、誰にも負けんよ。昔はミナミの帝王って言われたもんよ」
大阪人の陽気なノリ、しっかり身についてますね。

勧められるままに刺身盛り合わせを注文。
ピントの関係でわかりにくいですが、手前が旬のシロエビ、左の白いのは、バイガイとアイナメ。
私の住んでいる内地では、めったにこんな新鮮なもの食べられませんよ。
気づけばジョッキ3杯。ごっつあんです。
ひと皿ひと皿、ひと切れ、ひと切れがが玉の逸品。味も値段も大満足でした。
















街に出て、ゴーッと走る市電の間をすりぬけながら、ふらふら歩いていると(危ないですねぇ)、早くも小腹がすいてきました。おっ、いい具合にラーメン屋が。例の有名な真っ黒けのスープのご当地ラーメンですね。より、シメは、ご当地ラーメンを!

ドンと置かれたラーメン(小)。
(小)の割には大きいですね。
GAPのTシャツみたいですね。
それでまた、黒いですね。
ラーメンといいうより、イカスミのパスタですね。
では、一口、ズズっ。
ん!
味というか、塩辛さも、見た目のまま!
これは減塩中の人は、要注意です!

ところで、今回の旅で、たまたま知り合った医学博士の方にうかがったのですが、
富山は消化器系のがんが多い地だそうです。
博士の方も、その理由をずっと研究してきたそうです。
「いろいろ理由はあるんでしょうが、ひとうはねぇ、塩辛いもんが好きなんですよ、富山県民は」
とのこと。うーん、納得!




コメント

  1. てっちゃんの我が家の長男が申しております。
    ”ゴーッと走る市電の間をすりぬけながら”
    「市営(市電)やなくて市内鉄道ですヨ~~」富山地方鉄道と申します。

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