懐かしの昭和ハンバーグ
















10月24日(金)

私の生家は、大衆食堂でした。
両親が夫婦2人で切り盛りしていた小さなお店でした。
かれこれ30年前に店はたたみましたが、うどんから丼もの、洋食まで、和洋いろいろやっているお店でした。

私の好きなメニューの一つがハンバーグでした。
あの味を再現したくて、85歳になる父から当時のレシピを聞き取りました。
名付けて「懐かしの昭和ハンバーグ弁当」です。

本当は合いびき肉がいいそうですが、ここではちょっと奮発して黒毛和牛100%のひき肉300㌘を使いました。タマネギは半分から3分の2くらいでしょうか。炒めて水気を飛ばしてからいれるのがポイントです。

これに卵とパン粉のつなぎを入れます。卵は卵黄だけをいれるのですが、余り厳密にわけず、白身もまざった感じでいいそうです。パン粉は、凍らせて固くなったパンをミキサーにかけて自作していたようです。あと塩少々、コショウ、ナツメグ(あれば)。

中火から弱火行き来しながらフライパンを熱し、ハンバーグを並べます。フタも使って、中まで火が通るようにします。焦らず時間をかけて、焦がさないよう、かといって肉汁が逃げないよう気を付けて焼いてください。

次にソース作りです。肉汁の残ったフライパンにウースターソースとケチャップ、隠し味としてほんの少しだけのしょうゆをいれます。最後の仕上げ段階で焦がさないようにバターを少し入れます。


完成。
つけあわせは、現代的にズッキーニとジャガイモのハーブ炒め、それと定番の玉子焼にしました、。
親子三代に伝えるハンバーグの味です。
一口食べると、懐かしい昭和の味がします。
平成生まれの娘たちの反応はどうでしょうか。

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