8月28日
東京から来たビジネスマン2人と京都四条で外ごはん。
せっかく、お江戸から来られているのだから、と京都っぽいお店を、
と地下鉄の四条から歩いて5分ほどの路地にある、
小さな間口のとあるお店へ。
板場を入れて十坪ほどのこじんまりしたお店で、
5つほどのカウンター席がすぐに満員になってしまいます。
席に着くと、使いこまれた木の無垢材のカウンターが心地よいです。
食器も本物の塗り。手にしたときのぬくもりがちがいますよね。
板前さんが材料を切るシュッ、シュッという音が聞こえるだけ。
おもむろに、その手をふと休めて
「涼しなりましたな」
なんて。
「そうでんな、もう秋でッさかいな」
こういうやりとりも、最近は他では味わえまへん。
こじんまりしたお店同様、小さなお重の中に、
刺身、焼き物、煮物、ゴマ豆腐などが細かく、みっちりと入っています。
この飴細工のような、チマチマした精密感が京都ならではですね。
これに味噌汁と茶碗蒸し、ごはんがついて1080円。
のこの空間、この雰囲気、この体験を合わせてこの値段は安いですね。
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